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iPad Airのキーボードを使うためのブログ

iPadと純正キーボードを買ったものの使わないと勿体無いので、お芝居や映画の感想を書こうと思います。普段はOLしているよ。

Meghan Trainor - NO/ノンスタ井上も被害者だよね

Meghan Trainor - NO - YouTube

 

メーガン・トレイナー 『NO feat.NON STYLE 井上裕介』日本版ミュージック・ビデオ - YouTube

Meghan TrainorのNOの日本向けプロモーションで、Non styleの井上さんが女性からモテモテなMVに出演したことが話題になっていたのでずらずらと思ったことを書いていこうと思います。

 

  1. 本家のメッセージが全く伝わらない…

日本語と英語という言語の壁があるから歌詞と映像の内容が正反対でも違和感を感じにくいのだろうけど、それにしても曲(ないしアーティスト)のプロモーションが目的なのだろうからもう少し内容に寄せていくことはできなかったのだろうかと思いました。

本家の歌詞の内容からは、Meghanはいつ男に声をかけられても嬉しいわけではないし、不特定多数からのモテ=幸せという思考回路でないことがわかります。さらに曲を通して、そういうウザいお誘いに対しては自信と勇気を持ってNOを突き付けよう、彼氏がいなくても自分で楽しくいて満足だという気持ちを否定するなというメッセージを女性に発信しています。
対して日本版MVの内容は、井上さんがイケイケの女性からモテまくるけど、数々のお誘いをドヤ顔でNO, NO, NOとお断りしまくるというもの。MVの最後のシーンでは札束を出してお釣りはNO, NO, NOと言ってオチ。

二つを比較しても、異性から声をかけられまくるという状況にしか共通点はないし、その状況に対する捉え方が両者で違いすぎるところがモヤモヤしてしまった…
決定的な違いは、曲ではNOと意思表示するのが自分を自分で肯定する(他者による賞賛を求めない)ためである一方、日本版MVではNOと意思表示するのはそうすることで他の男性にアピールしている(私は自分のことはちゃんと自分で褒めてあげられるから全然オッケーvsいい女に声かけられてるけど断っちゃう俺イケてるでしょ)ところにあると思う。日本版MVはさらにバーの飲み代として束出してもお釣りいらないくらいお金持ちだよアピールも追加されている。


原曲の、自分はひとりでも・今のままでも全く問題なし、自分のことは自分で肯定できるというメッセージを言葉の壁と映像を利用して打ち消してしまっているのがもったいないなー。

 

細かい訳を読みたい方はこちらMeghan Trainor / No 歌詞和訳</br>メーガントレイナー / ノー

 

2. 井上さんにも失礼なのでは

このMVが井上さんプロデュースというわけではなく、ナルシストキャラである井上さんに会うお仕事をプロとしてしているだけなんだろうけど、意図に反したMVに都合よくキャラを乗っけられてしまっているところがとても残念。
井上さんのキャラはどっちかというとチャラさがメインなのではなくて、自分に自信があって(=自分のことを自分で肯定できるひとで)、映像の方向性を変えれば曲のメッセージをねじ曲げることなく広い層にリーチすることもできたんじゃないのかなと。
「あなたはそのままでいい。自分を好きになれるように生きろ。」というメッセージの曲のMVでの振る舞いが自分の顔面のレベルに見合わないと言われてDisりまくられてて忍びなく思ったところはある。
俺はイケメン→うそこけブスwwwwwwwという流れで仕事をしている方にこんなことを言ってはいけないのかもしれないけど、見た目(イケメンorブサイクとかすぐ脱ぐとか)で笑いを取るのは甘えだと思う。(あとNONSTYLEの面白さは石田さんと井上さんの掛け合いによるものであり、ナルシストキャラに対してブサイクと突っ込んでいくのはネタへのとっかかりでしかないと思う。)

NONSTYLEの井上さんは吉本所属のお笑い芸人であり、ブサイク芸人グランプリで殿堂入りしていると同時に、男前ランキングでも上位に食い込む方でもあるから、結局美醜の判断なんて人によって様々なんだから、自分で自分を肯定できた方がいいよね。


外見至上主義へのアンチテーゼを掲げた曲が多いアーティストの歌なのに、笑いどころに井上のブサイクさを持ってきているあたり企画した担当者と承認したお偉方は曲聞いたのか甚だ疑問。井上さんは悪くないけど企画の人たちちゃんとしなよ…ととにかくゲンナリしましたとさ。

 


そして何より、あまりにもMaghan Trainor本人と曲の制作に関わった人たちにすごい失礼だよね。売れればいいとかそういう話じゃないし、不本意でしかないと思う。


あとはPV全体のお金のかけ具合の差が酷すぎて驚いたけど議論の本質とは離れるので割愛。

 

 

 

Meghan TrainorのAll about that Bassや

All About That Bass

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Me tooもいい感じに元気になれる自己肯定ソングなので、用法用量を守って正しく聞いてほしいですね(?)

Me Too

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