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iPad Airのキーボードを使うためのブログ

iPadと純正キーボードを買ったものの使わないと勿体無いので、お芝居や映画の感想を書こうと思います。普段はOLしているよ。

Kinky bootsの英語詞をメロディーにとらわれず和訳してみる− 4. Sex is in the Heel

キンキーブーツの英語歌詞を日本語に訳していくシリーズ第4回です。
今回は、前回の予告どおり流れに乗って Sex Is In The Heelをフィーチャーします!
本当はあの小豆色フラットブーツをディスりまくるところからやりたかったのですが、残念ながらどのサントラにもあそこの台詞は収録されていないので曲の始まりからにします。
それではみなさんご一緒に、REEEEEEEEEED

 

 

 

Sex Is In The Heel


Lola:
The sex is in the heel even if you break it
The sex is in the heel, honey you can't fake it
Jack it up 'cause I'm no flat tire
Mack it up six inches higher
The sex is in the heel so just embrace it


ローラ
セックスはヒールの中にあるの、例えヒールが壊れていても
セックスはヒールの中にあるの、ねえ誤魔化せないでしょ
気分をあげて!私はヘコまないの
6インチ背が高くなって、くどいちゃうからね [コメント1]
セックスはヒールの中にあるの、だからただ受け入れて

 

 

Lola & Angels:
From London to Milan
Stilettos are an ism
In red and neon life
Gimme Jimmy Choo, Choo, Choo, Choo, Choo, shoes


ローラとエンジェルス
ロンドンからミラノへ
高いヒールは美学なの
赤とピカピカの人生に
ジミーチュウの靴をちょうだい! [コメント2]

 

New York, Paris, Hong Kong
Live it like an ism
Seduction amplified
The heel is the transmission


ニューヨーク、パリ、香港
主張に忠実に生きるの
誘惑が増幅するわよ
ヒールはトランスミッションなの

 

 

Pat:
Asserting actual scientific reason
Heels tense the leg and the hindquarter region
Lifting the rear and making it appear
Pert and ready for mating season


パット
普通に考えればわかると思うけど、[コメント3]
脚とお尻から伝わる力がヒールにかかって
お尻を持ち上げて見えるようにしてるの
(ヒールを履いてる時は)生意気に交尾の機会を待ってるの

 

 

Lola:
That's the scientific view. But you know what I say?
The sex is in the heel
Fierce as you can make it
The sex is the appeal
Kinky boys can shake it


ローラ
あなたの「普通」では、でしょ?でもね
セックスはヒールの中にあるの
できるだけ激しいやつよ
セックスはアピールなの
変態ボーイたちが急いじゃうくらい

 

 

Lola: Angels & Women:
Pump it up
Till it's ostentatious
Funk it up
It's contagious
The sex is in the heel so just embrace it


ローラ・エンジェルス・女性たち
膨らませて
大げさなまでに
型を破るの
みんなに伝染するわよ
セックスはヒールの中にあるの、だからただ受け入れて

 
From London to Milan
Feed that chic hot feeling
ロンドンからミラノへ
シックでホットな感じを「あーん」してあげる

 

In red and neon life
Won't go nowhere without
M-m-my Manolos
New York, Paris, Hong Kong
Stilettos leave 'em reeling
Seduction amplified


赤とピカピカの人生に
マノロなしじゃどこにもいかないからね! [コメント4]
ニューヨーク、パリ、香港
高いヒールは自由になれる!
誘惑が増幅するわよ

 

 

All:
The heel should hit the ceiling
The heel should hit the
The heel should hit the ceiling


ヒールは天井だってぶち破るかも
ヒールは限界も打ち破るかも

 

From London to Milan
Stilettos are an ism
In red and neon life
Gotta lotta p-p-p-p-p-p-Prada


ロンドンからミラノへ
高いヒールは美学なの
赤とピカピカの人生に
プラダをいっぱい持ってきて!! [コメント5]


New York, Paris, Hong Kong
Live it like an ism
Seduction amplified
The heel is the transmission


ニューヨーク、パリ、香港
美学に忠実に生きるの
誘惑が増幅するわよ
ヒールはトランスミッション


Lauren:
These are brilliant. I'd wear any one of them.
ローレン
すごく綺麗な靴!全部欲しい!

 

Charlie:
You are not our niche market.
チャーリー
君は僕たちのニッチ市場のお客さんじゃないよ

 

George:
There are some very interesting ideas here.
ジョー
これはとても興味深いアイディアだねえ

 

Charlie:
They're all stiletto heels. It's physically impossible to make a
stiletto that can bear the weight of a full-grown man.
チャーリー
全部ハイヒールの靴じゃないか!
成人男性の体重に耐えられるヒールを作るなんて物理的に不可能じゃない?

  

George:
Not so fast.
If we could mold the steel
One piece from ball to heel
We'd underpin it, and remake it
So not even Don could break it.
ジョー
まあまあ、結論を急がないで
もし、鉄で鋳造できたら
鉄球から一体型のヒールができたなら
下から支えて作り変えたら
ドンにも壊せない!

 

Charlie:
Sorry?
チャーリー
どういうこと?

 

George:
I said...
We'd underpin it, and remake it
So not even Don could break it.
ジョー
だから、
下から支えて作り変えたら
ドンにも壊せな〜〜〜い!

 

Charlie:
Yeah? You think?
チャーリー
ほんと?そう思う?


George:
We can do it.
ジョー
できるよ!


Lauren:
We can do it.
ローレン
できるよ!!


Charlie:
We can do it!
チャーリー
やっちゃうぞーーーー!


All:
From London to Milan
Stilettos are an ism
In red and neon life
Gimme big red boo, boo, boo, boo, boo, boo, boots


ロンドンからミラノへ
高いヒールは美学なの
赤とキラキラの人生に
でっかい赤いブーツをちょうだい!


New York, Paris, Hong Kong
ニューヨーク、パリ、香港


Watch out world
見てろよみんな


Watch out world
見てろよみんな


Here we come! 

やってやるぞ!

 

 

英語歌詞参照元Sex Is In The Heel Lyrics


ーーーーーーーーここから野次タイムーーーーーーーーー
[コメント1] six inches

メートル法で生活している私たちにはインチとかポンドとか本当にピンとこないですよね。1インチは2. 54cmで、6インチは15.24cmです。15センチヒールなんて普通に履いている人は女性でも少ないのではないでしょうか。。。
ちなみに来日版ローラのJ Harrison Gheeさんは普通に2メートル弱あるので、プラス6インチは相当の迫力なのでしょうね〜〜


[コメント2, 4, 5]JimmyChoo, Manolo Blanic, Prada
これはまじでただの野次なのですが、普通にお靴は素敵よねという話です。どれも超お高いハイブランド靴です。
個人的にブランド名がいっぱい入ってる曲がなぜか好きなので、この曲をきいて思い出した曲を貼っておきます。
Student of the Yearという映画の、ヒロイン登場のシーンで使われる歌です。インド映画なので苦手な方はご注意ください!w 歌詞の内容は、字幕ついてない上に上に英語+ヒンディー語なのでうろ覚えですが、ヒロインかわいい !!なんでも持ってる!憧れちゃう!的な内容です。
Gulabi Aankhen *HD* 1080p *Blu Ray* with Lyrics - Student Of The Year - YouTube

 

[コメント3] Asserting actual scientific reason

ここの訳を相当迷ったのですが、皮肉をこめて言ってるのかな?と解釈して、実際の科学的根拠に基づいて考えれば というのをこねくりまわしてこの訳文になりました。ヨーロッパではハイヒールはパーティやデート用の靴という位置付けのようで、セクシーな靴を履いている時はセクシーな目的があんのよ、的なことを言いたいのかなーと考えています。(あんまり納得してない)
パットはここで、セックスの主体を人間に置いていますが、ローラさまの教えは、このパットの台詞に続くようにセックスはヒールにある、ということなんでしょうね(?)

 

ーーーーーーーーここまで野次タイムーーーーーーーーー

 

やっぱりスラングの多い曲は解釈が難しい!!!

気づけばもう10月、すなわちブロードウェイカンパニーがやってくる!!!!!

なるべく早く更新していけるよう頑張らないといけないなーーー

Kinky bootsの英語詞をメロディーにとらわれず和訳してみる−3. Step One

キンキーブーツの歌詞和訳シリーズ第三弾です!
今回は、チャーリー@小池徹平氏の歌う、Step Oneをフィーチャーしていきます!
さあ、BGMにStep Oneを流しながらお楽しみくださいなー
例のごとく、注意事項などはここをご参照ください。↓

Kinky bootsの英語詞をメロディーにとらわれず和訳してみる−⒈ Land of Lola - iPad Airのキーボードを使うためのブログ

 


Step One
最初の一歩


This is time for a shake-up,
Look at me wake up, taking control.
This is a new beginning, my gears are spinning,
Let’s rock’n’roll.

今こそ新しいことを始める時だ。
前向きで、やるべきことをわかっている僕を見て。
これは新しい始まり、ギアが回り始めたから
やってやろうじゃないか

 

Just put. One foot. Onward and forward.
I used to be a zero but now I clearly feel that
I may be the hero who reinvents the heel.
ただただ一歩ずつ、片足ずつ、前進あるのみ
僕は何も持ってなかったけど、今はちゃんと分かるよ

僕はたぶん新しいヒールを作るヒーローになる

 

I may be the hero who reinvents the heel.
I may be facing the impossible,
I may be chasing after miracles.
And there may be the steepest mountain to overcome.

不可能にぶち当たっているのかも
奇跡を追いかけているのかも
急な坂道の山を登ろうとしようとしているのかも

 

But this is step one.
Yeah this is step one.

でもこれが最初の一歩なんだ
そう、これが第一歩

 

 

Who knew I had it in me,
Let me begin, see where this could go.
I’ve got knowledge and know how,
Don’t stop the show now,
Don’t stop the flow.

僕がこんな風になるなんて誰も知らなかったよね
やらせてくれよ、どうなるのか見ててくれ
知識はあるし、やり方も知っているから
今はショーを止めないで
流れを止めないで

 

Just put. One foot. Onward and forward.
I used to live in limbo never dying to begin.
But now it’s sink or swim, so I’d better dive right in.

ただただ一歩ずつ、片足ずつ、前進あるのみ
僕は何も始めようとしない宙ぶらりんだったけど
今は沈んで泳いで、挑戦するために飛び込んだんだ

 

I may be facing the impossible,
I may be chasing after miracles.
And there may be the steepest mountain to overcome.

不可能にぶち当たっているかも
奇跡を追いかけているのかも
急な坂道の山を登ろうとしようとしているのかも

 

But this is step one.
でもこれが最初の一歩なんだ

 

 

It’s not just a factory. This is my family.
No one’s gonna shut us down.
Not while Charlie Price is around.
あれはただの工場じゃない。僕の家族なんだ
だれも僕たちのことは止められない
ちょっと前の僕とは違うんだ

 

 

We may be facing the impossible,
We may be chasing after miracles.
And there may be the steepest mountain to overcome.

僕たちは不可能にぶち当たっているかも
僕たちは奇跡を追いかけているのかもしれない
急な坂道の山を登ろうとしようとしているのかも

 

We may be facing the impossible,

We may be chasing after miracles.
And there may be the steepest mountain to overcome.
But this is step one.

僕たちは不可能にぶち当たっているのかも
僕たちは奇跡を追いかけているのかも
急な坂道の山を登ろうとしようとしているのかも
でもこれが最初の一歩なんだ

 

Look what Charlie Boy has done.
This is step one.

「チャーリーボーイ」が何を成し遂げるか見ていてくれ
これが最初の一歩だから!

 

 歌詞の参照元Step One Kinky Boots Lyrics

 


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この曲の激アツポイントは、なんといってもチャーリーの心境の変化がそのまま描かれているところです!
具体的には、曲の始まりではチャーリーが自分を表すときは"I(僕)"なのですが、大サビからは"We(僕たち)"に変わるのです。


ターニングポイントはこの部分。


It’s not just a factory. This is my family.

No one’s gonna shut us down.
Not while Charlie Price is around.


あれはただの工場じゃない。僕の家族なんだ
だれも僕たちのことは止められない
ちょっと前の僕とは違うんだ

 

見返してみると、ここをターニングポイントに、前後で「僕"I"」が、「僕たち"We"」に変わるのが分かると思います。
歌詞の通り、工場やそこに関わる人たちが大切なんだ!と気づいて、その人たちのためにもやってやるぞーーー!!!!となっているんですねー


それにしてもこのシーンのチャーリーはめちゃめちゃ元気で走りまわってブーツ振り回しまくって更に歌わなきゃいけないからとても大変そう… まあ頑張って作って嬉しくてぶん回していたブーツは次のシーンでローラにメタクソに言われてしまうわけですがw


というわけで次回はSex is in the heelを予定しています!お楽しみにー

 

9月24日;誤字を修正

 

 

 

 

 

 

 

Kinky bootsの英語詞をメロディーにとらわれず和訳してみる−2. Price&Sons Theme, The Most Beautiful thing in the World

果敢にもキンキーブーツの英語歌詞の日本語訳に挑むシリーズ第二弾です。
キンキーロスのフラストレーションと寂しさを埋めるためだけに書いたキンキーブーツ大楽の感想を含め、予想以上にたくさんの方にお読みいただいていることに本当に驚いています!本当に本当に← ありがとうございます!
読んでくださるみなさんに少しでも喜んでいただけるように頑張ります!

 


注意事項などは前回記事の

Kinky bootsの英語詞をメロディーにとらわれず和訳してみる−⒈ Land of Lola - iPad Airのキーボードを使うためのブログの冒頭

<おことわり>のあたりをご参照ください。
念を押しますが、あくまで参考用ですからね!
今回も、誤訳・解釈違いなどのご意見をお待ちしております!


それでは今回も始めますね。
2回目に取り上げるのは、ハーモニーの美しい Price & Sons Themeとそれに続くThe Most Beautiful Thing in the Worldです。
劇中の流れと同じように書いていきます!
曲中に繰り返しのあるところは適宜訳を省いていますのでご了承ください。

例のごとく、書き起こし後の歌詞の参照元はこちらです:http://www.themusicallyrics.com/k/261-kinky-boots-lyrics/2072-price-a-son-theme-lyrics.html

 

 


Price & Sons Theme
プライス&サンのテーマソング


Trust your feet in Price and Son
Our work is tried and true
Practical, Pragmatical
Steadfast and Steady Too (Steady Too)
If you stroll or saunter and/or walk, jog, hike or run
The prudent shoe for you to choose is
Price and Son

 

プライス&サンの靴を履いたならお任せあれ
私たちの仕事は上昇志向で誠実だから
普段使いで実用的な
盤石の足元に(しっかりした足元に)
ぶらぶらお散歩に、ウォーキングにジョギング、はたまた登山やお急ぎのときだって
堅実な靴をご所望のあなたには
プライス&サンの靴をどうぞ!

 

 

The Most Beautiful Thing in the World

世界で一番素敵なもの


MR. PRICE
You might think beauty comes in spring and sparrow
Or When the sun rise, hits the morning dew
But if you walk the straight and narrow
You’ll find the elegance and comfort is a—
Do you know what the most beautiful thing in the world is Charlie?

プライス氏
美しいものは春にツバメとやってくると思うだろう
それか朝露が陽の光に当たってキラキラと光る頃のことだろうか
でもまっすぐ狭い道を歩くなら、きっと分かるよ
優美と快適さは…
チャーリー、世界で一番美しいものはなんだと思う?


YOUNG CHARLIE
A shoe!


リトルチャーリー
靴だよ!

 

 

MR. PRICE
The most beautiful thing in the world.
The most beautiful thing in the world, Charlie,
that I know.
Sing it Charlie!

プライス氏

世界で一番美しいものは
私の知っている世界で一番素晴らしいものはね、チャーリー
歌ってみて!

 

 

YOUNG CHARLIE AND MR. PRICE
The most beautiful thing in the world!
The most beautiful thing in the world!

プライス氏とリトルチャーリー
世界で一番美しいものは
世界で一番素敵なものは


MR. PRICE
Charlie, it’s beautiful

 

For generations have paved the way before you
You’ll be next in line when my time is through
And there’s a saying handed down I’ve found of value
That you can tell about the fella from his

プライス氏
チャーリー、素晴らしいものだよ

 

おまえまで何世代にもわたって道をきり開いてきたんだ
ときが来たらその列の次はおまえの番だ
父さんが大切にしている言い伝えがあるよ
それはその(靴の)片方が物語る

 

YOUNG CHARLIE
Shoe!

リトルチャーリー
靴だ!

 

MR. PRICE AND CHORUS
The most beautiful thing in the world
The most beautiful thing in the world, Charlie, that I know!
I know!


The most beautiful thing in the world
The most beautiful thing in the world, Charlie
It’s beautiful!
It’s beautiful!


YOUNG CHARLIE
But what if I don’t want to make shoes?


リトルチャーリー
でも、もし僕が靴を作りたくなかったらどうする?

 

 

MR. PRICE
You’re a right funny kid, you are.


プライス氏
ほんとだなあ、おまえは面白い子だ

 


CHORUS
Ooooooooooo
Ooooooooo
Ahhhhhh


The most beautiful thing in the world!
The most beautiful thing in the world, Charlie
that I know!
I know!


The most beautiful thing in the world!
The most beautiful thing in the world, Charlie,
It’s beautiful!
It’s beautiful!


YOUNG LOLA
Feels like I’m dancing across the high wire
Or bravely soaring up into the blue
Just like a rocket looks with sparks and fire
Feels like the magic never ends inside these

リトルローラ

綱渡りしながら踊ってるみたいに
かっこよく空中に舞い上がっているみたいな気分
火花と炎に包まれたロケットみたいに
この靴を履いているとずっと魔法にかかっている気分


UNKNOWN
Take those things off your feet and get inside here stupid boy!


さっさとそんなものは脱いでうちの中へ入れ、このバカ者が!

 

NICOLA
Charlie, here are the shoes I told you about! Come and have a look!
Aren’t they the most necessary things ever?
If you want to slip a ring on my finger, you’ll first slip these shoes on my feet.

ニコラ
チャーリー、この前話してた靴はこれなの!こっちに来て見てよ!
こんなに必要なものが他にあると思う?
私に指輪をはめさせたいなら、まずこの靴を履かせてくれなきゃ!

 

CHARLIE
It’s a tad posh for life in North Hampton, wouldn’t you say?

チャーリー
ノースハンプトンで履くにはちょっと派手じゃない?

 

NICOLA
Then good thing we’re moving to London!
And won’t they make a fittin farewell to the stink of cattle farms and tanin leather?
we may have been born in a small factory town,
But we sure as hell don’t have to die there!

ニコラ
じゃあロンドンに引っ越す私たちにはぴったり!

家畜の臭いと革をなめす臭いにさよならをさせてくれそうじゃない?
私たちは小さな工場地帯で生まれたけど、
だからといってそこで死ななきゃいけないわけじゃないよ!


CHARLIE
You see the price? There’s three months rent!

チャーリー
値札は見た?家賃3ヶ月分だよ!

 

NICOLA
Pinch or pay for em, that is up to you, but these shoes are in my future!


To new beginnings
Hello to sunny days
We’re upward mobile now
Goodbye to small town ways
Till it’s impossible to find
a trace of what we left behind
And a defining element is in these
Shoes!

ニコラ
盗んでもお金を払って買ってもいいけど、手に入れる方法はあなた次第。
でも私の未来にはあの靴が必要なの!


新しい始まりに
輝かしい日々に挨拶を
私たちは上り調子でどこへでもいける
小さい町のやり方にお別れを言って
私たちが後に残してきたものの痕跡すら
見つけられなくなるまで

欠かせないものはこの一足の中に
この靴の中に!

 

 

NICOLA AND CHORUS
The most beautiful thing in the world!
The most beautiful thing in the world,


NICOLA
Charlie, that I know!


NICOLA AND CHORUS
I know!


The most beautiful thing in the world!
The most beautiful thing in the world, Charlie
It’s beautiful!
It’s beautiful!


MR. PRICE
Your life, your future, is right here in this factory! You belong here!

プライス氏
おまえの人生、おまえの未来、全部この工場の中にあるじゃないか!おまえの居場所はここだよ!

 

CHARLIE
No Dad, I belong with Nicola in London.

チャーリー
違うんだよ父さん。僕の居場所はニコラのいるロンドンだよ。

 

MR. PRICE
No, you belong here.

プライス氏
いや、おまえはここにいるんだ。


CHARLIE
Will you toast my journey?

チャーリー
ぼくのこれからを祝ってくれないの?


MR. PRICE
But to leave your home and family for a job shopping in London!

プライス氏
でも家と家族から離れてロンドンでふらふらした仕事をするためじゃないか!

 


CHARLIE
Marketing, Dad.
Richard Bailey has offered Nicola and me positions marketing real estate.

チャーリー
マーケティングだよ、父さん。
リーチャードベイリーがニコラと僕に不動産のマーケティングの仕事をくれたんだ。

 

MR. PRICE
You’re breaking my heart, Charlie.

プライス氏
チャーリー、残念だよ


CHARLIE
To you, Dad.

チャーリー
父さんに乾杯


MR. PRICE
Shoes can protect a man’s journey, but only his heart can choose the path.
And so a toast to our own Charlie.
May you never fail to point your shoes back home.

プライス氏
靴はこいつの旅路を守ってくれるだろう。進む道は心の選ぶままにしかならないけれど。

そう、僕たちのチャーリーにこの杯を捧げよう。
おまえとその靴が家路への道を見失いませんように。

 

MR. PRICE AND CHORUS
To Charlie!

プライス氏とコーラス
チャーリーに乾杯!


NICOLA AND CHARLIE
It’s beautiful
It’s beautiful


MR. PRICE AND CHORUS
To Charlie!


NICOLA AND CHARLIE
It’s beautiful
It’s beautiful


CHORUS
To Charlie!


MR. PRICE
These shoes are symbols of our family’s history!

プライス氏
この靴はプライス家の歴史の象徴だ

 

NICOLA
These shoes will carry me to where I want to be!

ニコラ
この靴を履いたら行きたいところへいける!


YOUNG LOLA
Feel’s like I’m dancing!

リトルローラ
踊っているみたい!


MR. PRICE (NICOLA)
These shoes are symbols of our family’s history
(These shoes will carry me where I want to be)


YOUNG LOLA
Don’t you go anywhere, because you belong to me!

リトルローラ
どこにも行かないで!ぼくの居場所なのに!


CHARLIE
You all do realize you’re talking about shoes?

チャーリー
ねえ、みんな靴の話してるってわかってるよね?


ALL
The most beautiful thing in the world
The most beautiful thing in the world, Charlie, its
Beautiful (Beautiful)
Beautiful (Beautiful)

全員
世界で一番美しいもの
世界で一番素敵なものは、チャーリー それは
素晴らしいもの
美しいもの


The most beautiful thing in the world!
The most beautiful thing in the world, Charlie, that I know!
I know!

世界で一番美しいものは!
世界で一番素敵なものは、チャーリー、知ってるよ!
知ってるよ!


The most beautiful thing in the world!
The most beautiful thing in the world, Charlie
It’s beautiful
It’s beautiful
It’s beautiful
Its
Beautiful!

世界で一番美しいものは!

世界で一番美しいものは、チャーリー
美しいもの
素敵なもの
美しいもの
素敵なもの!

 


今回は特にコメントや解説はないのですが、ヤングローラとその関連する歌詞を見ると涙腺が刺激されますね…ウッ
ヤングローラを叱りとばす男の人について、劇中では明確な指摘はありませんでしたがきっとあれはローラのお父さんだよね… 

 
どちらの曲も綺麗な旋律とドラマティックな進行でさらさらさらーと聞いてしまえるのですが、丁寧に意味を取っていくと、なんだかオペラの序曲のような奥行きのある歌詞だなーと思いました。
特に、物語のキーアイテムである「靴」が過去と現在と未来の象徴として扱われているのが非常に印象的な歌ですね。
地域と家族の伝統の象徴としての靴、所属意識や自己認識を示す靴、眩しい未来に連れて行ってくれる気持ちになる・未来への憧れが詰まった靴、と様々な描かれ方をしていました。

英語では「何かを誰かの気持ちになって考える」という意味の「(Think about ~~) in one's shoes」という表現があるくらい、物語の進行上だけでなく文化的にも靴と人間の結びつきが強いのでしょうねー。ヨーロッパやアメリカではお家の中でも履いているくらいですし←

物語のテーマである、「他者のありのままを受け入れる」というメッセージを伝えるシンボルとして、靴が題材として選ばれたのは必然だったのでしょう。


サントラのThe Most〜で、ニコラが欲しい靴を前に「Shoes…❤︎」とため息まじりにうっとりするセリフが入っているのですが、お靴とは魅力的なものですよねー。

 

 


今回は軽めでしたが(前回のLand of Lolaで語りすぎて息切れした説ある)、次回も頑張りますのでよろしくお願いします!
次は何を取り上げるか決めていないので(チャーリーの歌を何かやろうかなと思っていますが)、リクエストなどあればコメントやtwitter(@Jacuelineoujp)にお寄せください。

 

今回もお読みいただきありがとうございました!

モチベーションが上がりますので、RT、ブクマなどよろしくお願い申し上げます。

Kinky bootsの英語詞をメロディーにとらわれず和訳してみる−⒈ Land of Lola

未だにキンキーブーツ日本版ロスから帰ってこられていないので、このフラストレーションを歌詞の翻訳にぶつけてみよう!と思って始めました。
劇中に出てくる曲順とは関係なく、私の気が向いた順に不定期でアップしていきます。来日版の公演が始まるまでに全曲分を投稿するのが目標です!


もちろん森雪之丞大先生の日本語歌詞が公式であり最高であり最強なのですが、英語と日本語の言語の特性上、英語→日本語の歌詞翻訳は日本語で表現できる意味が限られてきてしまいます。
オリジナルの歌詞を聴きこむと、英詞の持つ意味が日本語訳にうまく反映できないフレーズが多いので、このシリーズではメロディーという一種の制約にとらわれず、なるべく元の詞の内容を大切に意味を取っていきたいと思います。また、英語詞に登場するアメリカでは当たり前の人物や聖書に絡めた表現の解説も入れていくつもりです。そしてそれを糧に10月の来日版まで命をつなぐことにします←


<おことわり>

  • 筆者じゃくりーぬは歌詞翻訳を専門的に勉強したわけではないので、この日本語訳及び物語の解釈が絶対というわけではありません。
  • よって訳語のセンスはお察しください。あくまで曲の意味を理解したいという趣旨です。
  • 来日版パンフレットが手元にありませんので、公式訳はほとんど読んでおりません。じっくり時間をかけて、せめて誤訳はないように気をつけますが、なにかお気付きの点や、ご感想などありましたらご自身で補完・修正してお楽しみください。
  • もしコメントなどでご意見をお聞かせいただけますと非常に喜びます。
  • また、英語詞は原則的に自分でディクテーションしていますが、書き起こしの間違いと各文の切れ目の確認のためにネット上の歌詞サイトを参照しています。

 

 

それでは参ります。今回はみんな大好きローラの登場曲、Land of Lolaをフィーチャーします。
参照元The Land of Lola Lyrics

 


Leave expectations at the door
Just let your eyes explore
my cinematic flair
From my boot to derrière

思い込みはドアのところに置いてきて

私の映画のような優美なスタイルを

ブーツの先からお尻までを

ただあなたの目の見えるままにじっくり見つめて

 
I've got a lacy silken feel
with arms as hard as steel
I am freedom, I'm constriction
A potpourri of contradiction

鉄のように硬い腕は

絹で編んだレースの触り心地

心は自由だけど身体はきゅっとくびれてて

矛盾が詰まったポプリなの


Leave that humdrum place of glum behind
Once you walk inside these doors, your mine
Now let me blow your mind
月並みな場所の退屈さはドアの外へ置いてきて

ひとたびドアを開いて入ってきたら、あなたはわたしのもの

びっくりさせてあげるわよ


And like Shazam!and Bam!
Here I am, Yes Ma'am
I am Lola
And like Je suis ooh-wee that's me Ebony
I am Lola (Ooh)

じゃじゃん!

わたしのお出まし、そのとおり

わたしはローラ

そうなの わたしは それよ、黒光りちゃん[コメント1]

わたしはローラ

 


(Step in) Step into a dream
(Where glam) Where glamour is extreme
(Welcome) Welcome to my fantasy
We give good epiphany
(飛び込んで) 夢の中に足を踏み出して

(ギラギラの) ものすごいギラギラの中へ

(ようこそ) おとぎの国へようこそ

素敵なひらめきをあげる

 

So come and take my hand
and welcome to the land of Lola

さあ こっちへきてわたしの手を取って

ローラの園へようこそ

(語り)
No need to be embarrassed
I like being looked at and you like to look.
I know a way to make us both happy
(Lola) Ohh! (Lola) hmmm yeah (Lola)
恥ずかしがらなくていいの

わたしは見られるのが好き、あなたは見るのが好き

どっちも幸せになれる方法を教えてあげる!

(ローラ) Ohh! (ローラ) hmmm yeah (ローラ) [コメント2]

 

 
Got Ginger Rogers' savoir faire
With the moves of Fred Astaire
I'm Black Jesus, I'm Black Mary
But this Mary's legs are hairy

Ginger Rogersのような優美なスマートな出で立ちで

Fred Astaire のようなキレキレのダンスを踊るの[解説1]

わたしは黒いキリスト、わたしは黒いマリア

このマリアは脚がもじゃもじゃだけどね

I'm your Cocoa Butter Bitch
Not just cookie cutter kitsch
I'll provide the unexpected
with a prize that's undetected

わたしはあなたのココア色のビッチ[コメント3]

安っぽいゴテゴテ飾りの女じゃないの

予想外を見せてあげる

見たことないご褒美つきよ


(Let Lola get you to your highest high) Get you till your highest highs!
Let's explore your flight of fancy tonight
(She's gonna treat you right) I'm gonna treat you right!

(ローラが高みに連れて行ってくれるわよ) これ以上ないくらいのハイな高みへ

今夜 おとぎの国を探検しましょう

(ローラは悪いようにはしないわよ) あなたを悪いようにはしないわよ


And like Shazam!and Bam!
Here I am, Yes Ma'am
I am Lola
and like Shiusi! Oo wee that's me Ebony
I am Lola (Ooh)

じゃじゃん!

わたしのお出まし、そのとおり

わたしはローラ

そうなの わたしは それよ、黒光りちゃん

わたしはローラ

 

(Step in) Step into a dream
(Where glam) Where glamour is extreme
(Welcome) Welcome to my fantasy
We give good epiphany

(飛び込んで) 夢の中に足を踏み出して

(ギラギラの)ものすごいギラギラの中へ

(ようこそ)おとぎの国へようこそ

素敵なひらめきをあげる[コメント4]

(Step in) Step into a dream
(Where glam) Where glamour is extreme
(Welcome) Welcome to my fantasy
We give good epiphany

(飛び込んで)夢の中に足を踏み出して

(ギラギラの)ものすごいギラギラの中へ

(ようこそ)おとぎの国へようこそ

素敵なひらめきをあげる



So come and take my hand
and welcome to the land of Lola

(Lola) Say my name! (Lola) Ooh! (Lola)

さあ こっちへきてわたしの手を取って

ローラの園へようこそ

(ローラ)名前を呼んで! (ローラ) Ooh! (ローラ)

So come and take my hand
and welcome to the land of Lola
さあ こっちへきてわたしの手を取って

ローラの園へようこそ

 

 

[解説1] Ginger RogersとFred Astaireについて

とりあえずわからないときはggって見るのが手っ取り早いですが、

この二人はアメリカの往年のミュージカルスターのようです。

⒈ Ginger Rogers

     見てくださいこの美しいお顔。日本語歌詞ではマリリンモンローに変えられていましたが、負けない美しさですね。

      f:id:jacquelineoujp:20160911192850j:image

ジンジャー・ロジャース(Ginger Rogers, 1911年7月16日 - 1995年4月25日)はアメリカ合衆国ミズーリ州出身の女優・ダンサー。フレッド・アステアとコンビを組んだミュージカル映画で知られている。

出典:https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ジンジャー・ロジャース

wikipediaによると、よく二人でコンビで仕事をしていたみたいですね。どちらかの名前で検索すると、必ずもう片方の名前が上位に出てきます。

もちろん歌も一級品です。

Beautiful Ginger Rogers Cheek to Cheek - YouTube

 

⒉ Fred Astaire

     こちらも素敵なおじさまという感じ

      f:id:jacquelineoujp:20160911193815j:image

アステアはダンスに洗練と品格の両方を備えさせることに成功した、二十世紀を代表するダンサーであり不世出の天才と言える。正統派のダンス・ファッション共々「粋」を極めたダンサーであった。

後世に与えた影響も大きく、マイケル・ジャクソンなどもアステアの大ファンで「もっとも影響を受けた人物の一人」と発言しており、幼い頃からアステアの真似をしたり、アステアごっこをして妹のジャネットと遊んだとも語っている。自分たちのテレビショーで兄弟全員でアステアの「Puttin' On the Ritz」をカバーしたこともある。ソロになってからも自身のパフォーマンスにおいて一部ステップを取り入れている。

出典:https://ja.m.wikipedia.org/wiki/フレッド・アステア

         [評価]項より引用

     なんとジャクソン兄妹にも影響を与えたものすごいダンサーだったとのこと。また晩年もジーンケリーがライバルだったとの記述もあり、その凄さが伺えます。wikipediaにはアステアの歌も高く評価されていたとの記述もありました。

You Say 'Tomato', I say 'Tomato'... - YouTube

 

この動画は歌うシーンはありませんが、二人の圧巻のダンスが見られますよ。

 Swing Time - Rogers and Astaire - YouTube

 

[コメント1] It's me Ebony

「黒光りちゃん」と訳語をつけましたが、なんとも苦し紛れですねー;;

Ebonyは、第一義的には黒檀(黒い木材で楽器の原料になったりします)という訳語がつきますが、もとのキンキーブーツのローラはアフリカン・アメリカンの役ですから、俗語的な「黒人」を表す訳語をつけたいところです。自称なので一般的には差別的な表現を含む訳語を当ててもセーフとは思いますが、クールなニュアンスのあるアフリカン・アメリカンの上手い言い回しを思いつかずこうなりました。

なにかよい代替案ありませんかね。。。

 

 [コメント2] (Lola) Ohh! (Lola) hmmm yeah (Lola) 

ここの春馬ローラのフェイクがR&Bな感じで最高でした。(どうしても言いたかっただけ)

 

 [コメント3] I'm your Cocoa Butter Bitch

ここのbitchも迷いましたがそのままビッチにしました。bitchは特に男性から女性にいうと最悪中の最悪ワードですが、これも[コメント1]のEbonyと一緒で自称の場合は問題ないワードですね。ココアバター色のあなたのイケてるガール的なニュアンスでしょうか。I'm your bitch.はよくストリート系の人たちのスラングで聞きます。いずれにせよあんまりお上品ではないので非ネイティヴは日常会話では使うのは難しいですねー

 

[コメント4]We give good epiphany

公式歌詞でEpiphanyをひらめきと訳していたので踏襲しましたが、Epiphanyは「公現祭」が第一義です。公現祭は顕現節ともいい、イエスキリストの洗礼記念日にあたります。敬虔な信者の多い地域では、公現祭の日に焼き菓子などに人形やケーキを入れたものをみんなで食べて、当たりの一切れをもらった人はその日1日みんなから王様として扱われる、という習慣もあります。(フランス発祥のケーキのガレット・デ・ロワは本来このイベントのためのお菓子です。)

2番の冒頭でキリストと聖母マリアに言及する部分がありますので、キリストの降臨のようなものすごい衝撃、というニュアンスを含んでいるのかなーと考えました。

 

[やってみて]

軽い気持ちで始めましたがめちゃめちゃ難しい!

こんな感じで続けていこうとおもいます。

それにしても春馬ローラのLand of LolaはまさにEpiphanyな一曲でした。 

 

 

 

 

 

三浦春馬のローラは最高のヒーローでありヒロイン ーKinkyBoots大千秋楽感想

kinky boots日本カンパニー版がめちゃめちゃよかったので遅ればせながら感想を書きます。

タイトルのドヤ感がひどい。あと引くほど長いです。

ほとんど三浦春馬のことしか書いてないですすみません。それだけ圧巻だった。

観劇3日後にネイルの予約があったんだけど、勢いあまってRise you upの写真を見せてこんな爪にしてしまったよ。我ながら呆れる。けど毎朝テンションあがるからこのデザインにして後悔はない。


0.背景
観劇は一回(大楽)のみ
三浦春馬がやばいやばいというツイートをみて雷に撃たれたようにチケットを貪り探したのだけど、一回しか見られなかったのをめちゃめちゃ後悔している。
個人的に日本人カンパニーのミュージカルが苦手で、(四季は好みでなくて、東宝系はチケット取れないイメージがすごい強いから)チケット取らなかったのよね。。。

いつもミュージカル見るのは海外カンパニーのものだったし、10月に来日版のチケットを取ってしまって完全に油断していた節があったなーと。反省!


以下だいたい箇条書きで進みます。


1.三浦春馬さんのこと
前評判で三浦春馬が仕上がりまくってると聞いてはいたのだけど、めちゃめちゃ歌えていておどろいたし、ドラァグクイーンの演技が最高すぎた。
こんなことを書いてしまってはご本人にも彼のファンの方々にも申し訳ないのだけど、三浦春馬さんは自分がかっこいい事に自覚的でそれが漏れ出てしまっている(悪いことではない)量産型イケメン俳優のうちのひとりかと思っていたんだけど、全然違った。

公演中は舞台を満喫している自分と三浦春馬さんとそのファンの方々にひたすら土下座しまくる自分に分裂していたよ。
あとバキバキの筋肉の愛おしさね。

Land of Lolaのときの英語だと♪with arm as hard as steel♪(パンフレット売り切れだったので邦訳の歌詞もわからないからみんな英語版のサントラを聞こう。来日版の予習にもなるよ☆)のときのあの三角筋上腕二頭筋を強調するいわゆるマッスルポーズの眩しさがやばい。

Land of Lola

Land of Lola

  • Billy Porter
  • サウンドトラック
  • ¥200



あとAngelsのボディも半端ない 1階後方席でも腹筋がバキバキすぎるのが余裕で確認できる方が一人いた。すき…
春馬氏がローラのスター性をモノにしている感じがすごかった。

乗り移ってたよ。完全にローラだったよ。
一方で初めてドラァグでない出で立ちで工場に来たシーンでの、ヒールとウィッグの嵩以上の小さくなった控えめな雰囲気もよかったと思う。文字通り鎧なんだよねきっと。


いろいろ感想を漁ると、ご本人はずっとずっとローラをやりたいとおっしゃっていたようで、夢が叶った上にみんなに評価してもらえて公演そのものも大成功でよかったね(号泣)

 


2.公演について

ミュージカルの大千秋楽を初めて見たのだけど、カテコが4回もあってすごかったなあ。
歌舞伎は普通は大楽でもカテコないしな。

 


戻ってきたいと言っているのでぜひもどってきていただきたい!
そしたらいろんなひとと5回は見に行きたい。

 


3.kinkybootsのお話について
映画でも思ったけど、田舎で差別されたり色々あった上であの全て受けいれるウィットに富んだ性格になったんだと思うと本当に泣ける。

わたしは程度の差こそあれ閉鎖的な田舎が嫌で出てきたけどあんなに受容的な態度は取れないよ…
それにローラにはセクシーでfabulousなだけじゃない、ピエロのような背負うものがある哀愁にまた惹かれる。
ローラというキャラクターの偉大さについても書いておきたいのだけど、過去の辛い経験がありながら、あんなセクシーでかっこいいヒーローでありヒロインであり強きをくじき弱きを助くみたいな人いないよね。

そりゃあみんなローラのこと大好きだよ。陰のあるヒーロー。かっこいいよね。
ありのままの他人を受け入れるというのは難しい。ドンのようになりたい。

 

 

4.その他

  • ソニンがかわいい 本当にとてもかわいい
  • what a woman wantのローラのお衣装がどストライクエクストリームおフェチだったので、ブーツにスワロ付きのムチが刺さってるのはオペグラで見たら気づいたけどまさかあれを抜いて工場のレディーたちを翻弄するのに使うとは思わなくて死んだ。 
  • カテコで話しているときは普通に三浦春馬に戻っていてなんか面白かったけど、小池徹平とはしっかり腕を組んでいてとても尊かった。
  • 「仲良きことは美しきことかな」というかんじですよね武者小路先生!!!!!!!!! 
  • 三浦春馬小池徹平が光と影のように支えあっていたように見えたのもよかった。尊い。あれはもう拝むしかない。 
  • 日本版キャストのサントラが欲しいです!!!!!!!!同録でいいので!!!!!!!!!雨乞いしている。

 

5.個人的感想のような備忘録

Land of Lolaでのローラ登場の瞬間のあの雰囲気は特筆すべき忘れがたい演劇体験だったと思う。
春馬ローラが観客だけでなくて劇場そのものから愛されているのが一瞬で伝わってきたし、正直どんなもんかなーと思って見に行ってたのにあの瞬間に一気に引き込まれて私もローラという存在が大好きになったし目が釘付けになった。

歌舞伎だったら一番の大向こうのかけどころだよあんなの。ん三浦屋ァァァァァ!まってました!!!!
春馬ローラが劇場に愛されていたのもそうだし、悲しいシーンも楽しいシーンも舞台と客席が一緒になってその悲しさも楽しさも何もかもを噛み締めて共有していたとてもよい公演だったなあ。
大楽効果もあるのだろうけど(幕間に、何度か来ているっぽいお姉さんたちが「今日めっちゃたのしい(涙)」と言っていたのを聞いた)、あの日は確かに言葉で表現できないすごい公演だったんだと思う。


わたしは Land of LolaもWhat a woman wantも大好きなんだけど、個人的NO.1ソングはhold me in your heartだと断言できる。

全般的にGAYでHAPPYな雰囲気が充満しているお話の中であの曲は美しい影みたいなところがとても印象的で、公演が終わって思い返したりWestEndやBroadwayのサントラを聞きこむたびに、この曲のよさが潮が満ちるようにじんわり心に広がっていく感じがしている。公演では三浦春馬が歌っているのが凄すぎたのか、ローラの真剣な顔とお衣装の素敵さ以外はほとんど覚えていないのだけど、そんな思いがある。
ローラが自身をローラたらしめているというか、ローラがどうやって今のローラになったのか、陰のあるヒーローがどうやって生まれたのかという部分がここで全て補完されるシーンだからこんなに惹かれるものがあるのかな。
この曲が本当に好きな理由は、お衣装が素敵だとかお父さんを前にしてドラァグの格好で歌う感傷的なシーンだとかいうだけじゃなくて、このKinkybootsというストーリーの根底である他者を受容する大切さや誰かに愛されたい気持ちとか、同じように誰かを愛したい気持ちとかがこもっているからなんだよ。

そういう一種の自分の信念をチャーリーやドンに言い続けてるのは、自分が一番それを望む人(お父さん)にそうしてもらえなかったという誰にも埋められない寂しさをそれでも埋めたくて伝導しているのかなとか考えちゃう。

あとは埋められない寂しさをなんとかしたくてドラァグクイーンになったのかなとかいろいろな考えが巡ってしまって、何度聞いても泣いてしまう。この曲に関してはエントリーがもう一つ書けそうなほど好き。(もう匹敵するほど書いてる説ある)
観劇していて思ったのは、「ゲイ」というのはある種のわかりやすい普通じゃなさ(あえてこう書く)だと思うし、誰しも何かしらの普通じゃなさを持っているしそのせいで生きづらさを抱えていると思うんだよね。

そこは本当に辛いんだけど、その状態から、「他人のあるがままを受け入れ」ることができるようになれば、誰もがローラみたいになれるのかなとぼんやり思ったりした。


....わたしの望みはロングラン再演とサントラの発売だけですね。(燃え尽きた)


本当に見にいけてよかった。でも感想を見ればわかるようにがっつりローラの虜になってしまって他のキャストのことをあんまり覚えてないから再演を希望します…小池チャーリーのことも筆圧高めで感想書きたいよ…


こんなに衝撃的な観劇は2014年末の京都南座で見た爪王以来だよ…
再演を楽しみにしつつ、10月の来日版を噛み締めに行くためにサントラの聞き込みに精を出そうね。

三浦春馬恐ろしい子…!

 

 

Meghan Trainor - NO/ノンスタ井上も被害者だよね

Meghan Trainor - NO - YouTube

 

メーガン・トレイナー 『NO feat.NON STYLE 井上裕介』日本版ミュージック・ビデオ - YouTube

Meghan TrainorのNOの日本向けプロモーションで、Non styleの井上さんが女性からモテモテなMVに出演したことが話題になっていたのでずらずらと思ったことを書いていこうと思います。

 

  1. 本家のメッセージが全く伝わらない…

日本語と英語という言語の壁があるから歌詞と映像の内容が正反対でも違和感を感じにくいのだろうけど、それにしても曲(ないしアーティスト)のプロモーションが目的なのだろうからもう少し内容に寄せていくことはできなかったのだろうかと思いました。

本家の歌詞の内容からは、Meghanはいつ男に声をかけられても嬉しいわけではないし、不特定多数からのモテ=幸せという思考回路でないことがわかります。さらに曲を通して、そういうウザいお誘いに対しては自信と勇気を持ってNOを突き付けよう、彼氏がいなくても自分で楽しくいて満足だという気持ちを否定するなというメッセージを女性に発信しています。
対して日本版MVの内容は、井上さんがイケイケの女性からモテまくるけど、数々のお誘いをドヤ顔でNO, NO, NOとお断りしまくるというもの。MVの最後のシーンでは札束を出してお釣りはNO, NO, NOと言ってオチ。

二つを比較しても、異性から声をかけられまくるという状況にしか共通点はないし、その状況に対する捉え方が両者で違いすぎるところがモヤモヤしてしまった…
決定的な違いは、曲ではNOと意思表示するのが自分を自分で肯定する(他者による賞賛を求めない)ためである一方、日本版MVではNOと意思表示するのはそうすることで他の男性にアピールしている(私は自分のことはちゃんと自分で褒めてあげられるから全然オッケーvsいい女に声かけられてるけど断っちゃう俺イケてるでしょ)ところにあると思う。日本版MVはさらにバーの飲み代として束出してもお釣りいらないくらいお金持ちだよアピールも追加されている。


原曲の、自分はひとりでも・今のままでも全く問題なし、自分のことは自分で肯定できるというメッセージを言葉の壁と映像を利用して打ち消してしまっているのがもったいないなー。

 

細かい訳を読みたい方はこちらMeghan Trainor / No 歌詞和訳</br>メーガントレイナー / ノー

 

2. 井上さんにも失礼なのでは

このMVが井上さんプロデュースというわけではなく、ナルシストキャラである井上さんに会うお仕事をプロとしてしているだけなんだろうけど、意図に反したMVに都合よくキャラを乗っけられてしまっているところがとても残念。
井上さんのキャラはどっちかというとチャラさがメインなのではなくて、自分に自信があって(=自分のことを自分で肯定できるひとで)、映像の方向性を変えれば曲のメッセージをねじ曲げることなく広い層にリーチすることもできたんじゃないのかなと。
「あなたはそのままでいい。自分を好きになれるように生きろ。」というメッセージの曲のMVでの振る舞いが自分の顔面のレベルに見合わないと言われてDisりまくられてて忍びなく思ったところはある。
俺はイケメン→うそこけブスwwwwwwwという流れで仕事をしている方にこんなことを言ってはいけないのかもしれないけど、見た目(イケメンorブサイクとかすぐ脱ぐとか)で笑いを取るのは甘えだと思う。(あとNONSTYLEの面白さは石田さんと井上さんの掛け合いによるものであり、ナルシストキャラに対してブサイクと突っ込んでいくのはネタへのとっかかりでしかないと思う。)

NONSTYLEの井上さんは吉本所属のお笑い芸人であり、ブサイク芸人グランプリで殿堂入りしていると同時に、男前ランキングでも上位に食い込む方でもあるから、結局美醜の判断なんて人によって様々なんだから、自分で自分を肯定できた方がいいよね。


外見至上主義へのアンチテーゼを掲げた曲が多いアーティストの歌なのに、笑いどころに井上のブサイクさを持ってきているあたり企画した担当者と承認したお偉方は曲聞いたのか甚だ疑問。井上さんは悪くないけど企画の人たちちゃんとしなよ…ととにかくゲンナリしましたとさ。

 


そして何より、あまりにもMaghan Trainor本人と曲の制作に関わった人たちにすごい失礼だよね。売れればいいとかそういう話じゃないし、不本意でしかないと思う。


あとはPV全体のお金のかけ具合の差が酷すぎて驚いたけど議論の本質とは離れるので割愛。

 

 

 

Meghan TrainorのAll about that Bassや

All About That Bass

All About That Bass

  • Meghan Trainor
  • ポップ
  • ¥200

 

Me tooもいい感じに元気になれる自己肯定ソングなので、用法用量を守って正しく聞いてほしいですね(?)

Me Too

Me Too

  • Meghan Trainor
  • ポップ
  • ¥250